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多目的レンタルスペース
木和田テラス
Kiwada Terrace
木和田テラス
Kiwada Terrace
木和田テラス
Kiwada Terrace
木和田テラス
Kiwada Terrace
木和田テラス
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”木和田テラス”は、小橡川に面したテラスが心地よい、空き家を活用した多目的レンタルスペースです。
上北山村の集落の最奥部にある、清流に面した二階建ての古い家。
何十年も閉ざされているうちに朽ちてしまっていた床や壁を改修して、周囲の豊かな自然をめいっぱい感じられる空間に整えています。
一階は14畳のワンフロアと、川を見下ろすテラススペース。
二階は、全面開口のL字の縁側が開放感あふれる12畳のスペースです。
多目的レンタルスペース
木和田テラス
木和田テラスのオススメな使い方
大台ヶ原を源流に持つ小橡川は、村内でも有数の美しさを誇る清流です。
そのほとりに建ち、河原まですぐ降りられます。
本流の北山川からは、少し奥まったところにあり、テラスから見えるのは山と川だけ。
まるで川を独り占めしているような場所。
デイキャンプや川遊び・自然観察はもちろん、自然に囲まれた場所での出張ワークや、芸術活動や展示の場、コンサートやマッサージ・ヨガなどの会場としてご利用するのに適しています。
あなたの思うままに、自由な発想でお楽しみ下さい。
設備・備品
シンク(水道水)、トイレ*(簡易水栓)
電源:屋外コンセント1か所、コードリール
竈、薪ストーブ(屋外・屋内)、焚火台
消火器、BBQコンロ(網2枚)
BBQ道具セット(火バサミ、トング他)
食器各種、ハンモック、キャンプチェア
テーブル、丸太イス、スポット照明
蚊帳、掃除道具(ほうき・ちりとり・バケツ)
*トイレは隣接施設との共用になる場合があります
*携帯電話はdocomoのみ通信エリア圏内です
[有料にてご用意できるもの]
薪、炭、生ビールサーバー
テント、プロジェクター、スクリーン
※予約時にお問い合わせください
スペース利用料
¥10,000〜/日(人数に関わらず)
駐車場協力金別途(¥200/台)
イベント等のご利用は、内容により相談となります。
キャンセル規定
キャンセル料について
・〜2日前まで ・・・0%
・前日・当日 ・・・100%
連絡なくキャンセルされた時は、どのような事情の場合でもキャンセル料が発生します。
キャンセルのご連絡は必ずメールまたは電話にてお願いします。
火の取り扱いについて
焚き火は、必ず焚き火台(BBQ台)を使用してください。
風が強い場合には特に厳重にご注意頂き、危険が感じられる際は速やかに中止してください。
焚き火やバーベキューのあとに残った炭や灰は、必ず備え付けの火消し壺に残さず入れて頂き、完全消火してください。
火消し壺はお帰りの際に所定の場所へお戻しください。
木和田テラスには燃えやすいものが大変多く、貴重な自然に囲まれた場所です。
火の取り扱いについては細心の注意を払って頂きますよう、お願いいたします。
その他ご注意いただきたいこと
・22時以降は、近隣の方の迷惑にならないよう静かにお過ごしください。
・ペットの同伴はOKですが、トイレの後始末は責任を持って行ってください。
・ごみ箱はありません。ごみの引き受けも行いませんので、各自責任を持ってお持ち帰りください。
・駐車料金(別途 ¥300/台・日)は、受付時にご案内する所定の箱にお支払いください。
・近隣の住民等に迷惑がかかる場合は、ご退場願うことがあります。
・場内で起こった怪我、事故、盗難等の責任は負いません。
多目的レンタルスペース
木和田テラス
木和田テラスの場所
STORY
多目的レンタルスペース
木和田テラス
”木和田プロジェクト”のはじまり
紀伊半島内陸部の奥深く、険しい山々の隙間にある「上北山村(かみきたやまむら)」。
かつては優良な木材の一大産地として、林業に従事する人々が集まり、山奥ながらもモダンな街として栄えた時代もあった村。
しかし近年は林業の衰退とともに人口減少が進み、それに伴って空き家も目立ってきています。
じわじわと朽ちていく家が、集落から活気を奪い、住む人に不安や寂しさを抱かせてしまっている様子に、何か自分たちでできる解決策はないのかな…と考えていたときに、この家に出会いました。
もう数十年も住む人がなく、ひっそりと閉ざされていた家。
崩れかけの裏口をおそるおそる開けて中に入り、まず驚いたのは、台所に散乱していた何かの動物の骨と…清流を見下ろす素晴らしいロケーションでした。
『このボロボロだけど魅力的な家を、訪れる人がくつろぎ楽しめる場所として再び輝くよう活用につなげたい!』
そんな想いから”木和田プロジェクト”が始まりました。
できることから少しづつ
まずは自分たちの手でできる範囲からとにかく片付けてみようよ!と、物の処分や朽ちている箇所の解体をしてみることに。
片付けを始めてみると、ありがたいことに賛同して一緒に楽しみながら手を貸してくれる仲間も集まってきました。
月2回ほどのペースで、メンバーそれぞれが得意なことを発揮しながら、崩れかかっている部分を取り外したり、川で建具を洗ったり、積もったホコリを払ったり。
そんな作業もみんなでワイワイにぎやかに進めると楽しくて、作業の合間に休憩しながら、この場所が生まれ変わって人の声が聞こえる様子を思い描き、いろんなアイデアも湧いてきました。
片づけを進めるうちに、二階建ての母家を使える状態まで整えるのは時間がかかりそうだけど、離れの平家とテラス周辺はとりあえず使えそう!という状態になったので、試しにイベントを開催したり、知人にも使ってみてもらうことにしました。
立ちはだかる大きな壁…
そんなふうに使ってみながら部分解体などの作業を進める中、ある日思いきって気になっていた一階のふわふわしている床を剥がしてみたところ、大問題があらわに…
長年閉ざされていたことと、かつての改修で通風孔が塞がれていたこと、そしてこの地域の雨の多さなどが重なって、床下の土台が無惨にもボロボロに朽ちていることが判明しました。
さらに梁や二階を支える柱なども、雨樋が詰まって水が回り込んで崩れかかっている部分もあり…
これはさすがに素人の手におえない。
でも、ここまで手をかけて見えてきた、この家が素敵に生まれ変わる予感とポテンシャルをあきらめたくない!
はたしてどうしたらいいものか…
そこで、専門家に相談してみることに。
信頼できる大工さんにお願いし、ドキドキしつつ見てもらったところ、「材料さえ揃えば、この程度の痛み具合なら直せますよ!」と心強いお答えをいただき、一気に可能性が見えてきました。
一念発起してなんとか資金も調達し、そして直すならばこの村で育った木を使いたい!と上北山村の木材のプロフェッショナルの方々に相談したところ、再稼働し始めたばかりの村営製材所で柱や板を作ってもらうことができ、着々と改修が進みました。
このプロジェクトの先に目指すこと
”木和田プロジェクト”には、まだまだ続きがあります。
木和田テラスを起点として、村内の空き家をひとつずつ活用につなげたい。
この場所を訪れる人が、村の風景や村民と出会い、上北山村を知って好きになってもらいたい。
その中から、かつて空き家だった建物を使いたい!住みたい!という人につながっていけば…
そんな「空き家を使って人を呼ぶしくみ」を作っていきたいというのが、私たちの目標です。
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